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【写真レポート】静岡ユースが攻守に渡り韓国代表を圧倒し快勝、大会を3位で終える!2023 SBSカップ 国際ユースサッカー(写真:227枚)

2023年8月20日、小笠山総合運動公園エコパスタジアムで「2023 SBSカップ国際ユースサッカー 静岡ユースU-18韓国代表(以下、韓国代表)」の一戦が行われ、後半から途中出場したFW遠野翔一(9・藤枝明誠)のゴールで勝ち越した静岡ユースが3-1で韓国代表に勝利し、大会を3位で終了した。

前の試合がPK戦までもつれ込んだ影響で開始時間が20分スライドした一戦。静岡ユースは立ち上がりから焦れる事なく積極的に攻撃を仕掛け、優位に試合を進めると33分、DFの裏に抜け出したFW舩橋京太(18・ジュビロ磐田U-18)がシュート。これはGKがセーブするものの、こぼれ球に素早く詰めたMF高田優(11・静岡学園)が豪快にネットを揺らして先制する。

前半は守備の時間が長かった韓国代表だったが、後半はスタートから積極的に攻撃に出ると47分、左サイドでボールを保持したMFカン・ミンソン(10・スウォンFC U-18)のパスを中央で受けたFWイ・ジェミン(18・FCソウルU-18)が豪華なミドルシュートを叩き込み試合を振り出しに戻す。

しかし、静岡ユースが慌てる事はなかった。
56分にMF川合徳孟(16・ジュビロ磐田U-18)のスルーパスから遠野のシュートで勝ち越すと、71分には途中出場のMF菅原太一(6・浜松開誠館)が投入後僅か3分でミドルシュートを突き刺し韓国代表にトドメを刺した。

僅かに2得点及ばず3位に甘んじてしまった静岡ユースだったが、この試合でのパフォーマンスには目を見張るものがあった。個人技はもちろん、素早いパス交換からの攻撃、また選手個々の守備への意識も高かった。ゲームメイクだけでなく、守備でもアグレッシブさを発揮したMF花城琳斗(10・JFAアカデミー福島U-18)も試合後、「初めて静岡ユースに選ばれる事が出来て自分がやるべき事、やらなきゃいけない事をやりつつ、その中で自分の良さを出す事が出来た。このSBSカップは自分にとって価値のある大会でした。」と清々しい表情で話してくれた。

今回の経験を選手個々が所属先で上手く還元し、リーグ後半戦、そして選手権予選を更に盛り上げていって欲しい。

(取材・文 Kazuhiro.N)

試合結果

2023 SBSカップ 国際ユースサッカー
静岡ユース 
3 - 1 U-18韓国代表

得点
33' 高田優(11) 静岡ユース
47' イ・ジェミン(18) U-18韓国代表
56' 遠野翔一(9) 静岡ユース
71' 菅原太一(6) 静岡ユース

静岡ユース
No. 選手名 学年 所属
12 齊藤貫太
ジュビロ磐田U-18
2 岩﨑海駕
清水エスパルスユース
3
長尾ジョシュア文典
JFAアカデミー福島U-18
4 阿部琉星
JFAアカデミー福島U-18
5 有村柊人
清水エスパルスユース
14 伊藤稜介
ジュビロ磐田U-18
8 矢田龍之介
清水エスパルスユース
10 花城琳斗
JFAアカデミー福島U-18
11 高田優 静岡学園高校
16 川合徳孟
ジュビロ磐田U-18
18 舩橋京汰
ジュビロ磐田U-18
U-18韓国代表
No. 選手名 学年 所属
1 コン・シヒョン
チョンブクヒュンデU18
2 チェ・スング
ピョンテクジンウィFC
5
カン・チャンソル
クァンジュFC U18
16
チョ・インジョン
シンピョンハイスクール
20
チェ・ジュニョン
FCソウルU18
6 キム・ドンミン
ポハンスティラースU18
8 ペク・ミンギュ
ピョンテクジンウィFC
10 カン・ミンソン
スウォンFC U18
14 チョン・マホ
シンピョンハイスクール
17 イ・ゴニ
スウォンサムソンU18
9 チン・ジュンソ クァンチョン

 

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