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【写真レポート】横浜隼人Aが岡田夢月の2ゴール2アシストで湘南工科大附属Bに快勝、K3・Aグループの首位堅持!高円宮杯 JFA U-18 サッカーリーグ 2023 神奈川 K3 第5節(写真:235枚)

2023年7月2日、湘南工科大附属高校グラウンドで、高円宮杯 JFA U-18 サッカーリーグ 2023 神奈川 K3 Aグループ 第5節「湘南工科大学附属高校B(以下、湘南工科)対 横浜隼人高校A(以下、横浜隼人)」の一戦が行われ、横浜隼人がFW岡田夢月(9)の2ゴールを含む4得点で湘南工科に勝利、開幕からの連勝を5に伸ばした。

「良いディフェンスをすれば良い攻撃になるよ。マイナスな事は言わないようにみんなで良い雰囲気でやろうよ。」横浜隼人・柴田仁司監督が唱えるチームのモットーが形になった試合だった。
立ち上がりは湘南工科。持ち味のボールを動かすサッカーから左サイドに展開、FW佐藤輝希(20)がドリブルでゴール前に迫る。対する横浜隼人も9分に岡田がカウンターから長い距離をドリブルで持ち込み応酬。徐々にベースを引き寄せにかかる。すると13分、その岡田が相手のパスミスをカットするとそのままゴールに運び先制する。これで勢いに乗った横浜隼人は32分にも岡田が相手GKのパスをカットし2点目。良いディフェンスから良い攻撃を実践して前半を折り返す。

後半に入ると湘南工科もMF田房泰樹(7)を起点にボールが動き始め、途中投入されたDF田島颯也(13)の推進力で横浜隼人ゴールに迫る。しかし、76分、横浜隼人はロングスローからDF鈴木翔瑛(3)が貴重な3点目をもぎ取ると80分には交代出場の1年生小松原知也(8)がまたもやロングスローからのこぼれ球を押し込みダメ押しのゴールを奪う。
何とか一矢を報いたい湘南工科も45+3分、左サイドをドリブルで上がった佐藤が中央へ折り返すと走り込んだ田島がこれを綺麗に合わせてシュート。しかし、ボールは無情にもゴール左に外れると直後に終了のホイッスル。結局、4-0で横浜隼人が湘南工科を圧倒、勝利をものにした。

試合後、柴田監督は「暑い中、選手たちが頑張って0点で抑えたのは価値がある良い勝ち方が出来た」と選手たちを褒めた。また「2点目の後、次の1点が大事だぞと言う中で特徴でもあるロングスローから(DFの選手が点を)取れたのは良かった」と試合を振り返った。キャプテンのGK石田逢良(1)も「凄いキツい形のサッカーだと思いますが、全員で補い合わないと出来ないサッカーなので(それを実践している)チームのみんなに感謝しますし、誰かがもし潰れてもベンチ(にいる控えの選手)も遜色ないプレーが出来ると思っているのでチーム一丸となって戦いたい」と仲間への感謝を口にした。

惜しくも敗れてしまった湘南工科。「(自分たちのサッカーで)相手を崩すシーンもあったが、結局(相手の)最終ラインまで行けなくてシュートを打てなかった(田房)」「ロングスローを対策したのですが、思っていた以上にロングスローが伸びてきた(佐藤)」「思い通りに自分たちのサッカーができなかった(田島)」と相手のロングスローと堅守に翻弄されてしまった悔しさを口にした。しかし、後半には持ち味のボールを動かすシーンも見られ、加えて田島のスピードは魅力だった。翌週もリーグ戦が開催される事もあり、気持ちを切り替えて是非とも巻き返しを図って欲しい。

(取材・文 Kazuhiro.N)

 

試合結果

高円宮杯 JFA U-18 サッカーリーグ 2023 神奈川 K3
第5節
湘南工科大学附属高校B 0 - 4 横浜隼人高校A

得点
13' 岡田夢月(9) 横浜隼人
32' 岡田夢月(9) 横浜隼人
76' 鈴木翔瑛(3) 横浜隼人
80' 小松原知也(8) 横浜隼人

湘南工科大学附属高校B
No. 選手名 学年 前所属
1 富田晴輝 2
4 遠山絵 3
3 川上蒼翔 3
2 高橋瞭太 1
5 金子寬叶 1
9 内藤知琉 3
6 鈴木陽竜 2
14 石井駈琉 3
7 田房泰樹 3
8 植木太智 3
20 佐藤輝希 3
横浜隼人高校A
No. 選手名 学年 前所属
1 石田逢良 3
2 鈴村大翔 1
3 鈴木翔瑛 3
4 石川璃玖 3
7 小橋一波 1
11 渡邊凌太 3
12 小澤大樹 3
15 鈴木瞭太郎 2
20 石井ルカス 2
9 岡田夢月 3
10 オルテガ瑠生 3

 

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