U-18

米谷壮史が決勝弾、青森山田が2大会ぶり4度目の選手権制覇!正木新体制1年目で全国頂点に|第102回全国高等学校サッカー選手権大会

2024年1月8日、第102回全国高等学校サッカー選手権大会の決勝戦「青森山田(青森) 対 近江(滋賀)」の一戦が行われ、米谷壮史(9)の逆転ゴールなどで青森山田が3-1で近江を下し、2大会ぶり4度目の頂点に立った。

55,000人を超える観客が詰めかけた国立競技場。青森山田は前半33分に福島健太(13)がゴールネットを揺らし先制する。後半立ち上がりの2分、途中出場の山本諒(6)に決められ一度は近江に同点に追いつかれるも、後半15分に米谷がディフェンスラインの裏に抜け出し今大会得点ランキングトップタイとなる5ゴール目を奪い逆転に成功する。

後半25分にはオウンゴールで追加点を奪うとその後も近江の攻撃をはね返し続け、3-1でタイムアップ。青森山田が正木昌宣新監督の就任1年目に、見事選手権全国大会の頂点に立った。

試合後正木監督は「最後まで戦ってくれた選手たちに感謝したいです。(選手たちは)すごいとしか言いようがない選手たちに囲まれて感謝しかありません。」と涙を浮かべた。決勝ゴールの米谷は、「(あのゴールは)自分だけのゴールではなくてみんながつないでくれて部員全員のゴールだと思います。人生の中で一番幸せで、ずっと忘れないです。」と勝利を噛み締めた。

◼︎試合結果
決勝
青森山田
3 - 1 近江

[写真]=Ryosuke.Sata