2023年12月17日、時之栖スポーツセンターうさぎ島グラウンドで、2023 MIZUNO CHAMPIONSHIP U-16 ルーキーリーグ グループ予選 Bグループ 「東福岡高校(以下、東福岡)対 日本大学藤沢高校(以下、日大藤沢)」の一戦が行われ、途中出場のFW渡邊雄飛(19)のゴールで日大藤沢が最終戦を勝利で締め括った。
快晴の青空と雄大な富士山が見下ろす中、35分ハーフの試合は、東福岡ボールで定刻通り開始された。初日を攻めながらも2連敗で予選敗退が決まってしまった日大藤沢だったが、前半風上を利用して積極的に東福岡陣内に攻め込む。しかし、東福岡もGK小林大(1)を中心にしっかりと守り、勝負は後半にもつれ込む。
すると54分、CKからのルーズボールを渡邊が押し込み、日大藤沢が先制する。勢いに乗った日大藤沢はこれを機に本来の剥がして繋ぐサッカーを展開。対する東福岡も前線の選手を入れ替え、反撃を試みるが、結局スコアは動かず、日大藤沢がウノゼロで最終戦を白星で飾った。
試合後、決勝ゴールを決めた渡邊は『デザインした形では無かったが、自分のところに溢れてきたので決めるだけでした。関東ルーキーでは得点できませんでしたが、全国の舞台で決めて勝利に貢献できて嬉しいです。』と自身のゴールを喜んだ。
敗れた東福岡だったが、聖和学園高校と京都橘高校が引き分けた事により、準決勝選出を決めた。
(取材・文 Kazuhiro.N)