2021年1月2日、第99回全国高校サッカー選手権大会2回戦「矢板中央(栃木県)対徳島市立(徳島県)」の一戦がニッパツ三ツ沢球技場で行われた。
昨年選手権ベスト4の矢板中央と3年連続選手権出場の徳島市立の試合は、徳島市立にシュートを打たせず矢板中央が主導権を握る形で前半は進んでいく。35分、左サイドからの升田大誠(26)の弾道の低いコーナーキックに小出勇翔(5)が頭で合わせ矢板中央が先制に成功する。
矢板中央リードで後半に進むと、64分、左サイドの深い位置で徳島市立FW石井嵩也(11)がボールを奪いエリア内に持ち込むと、走り込んできた中田舜貴(10)にラストパスを送りこれを中田がダイレクトでゴール右隅に沈め試合を振り出しに戻す。その後も矢板中央が再三にわたり徳島市立ゴールに迫るも追加点を奪うことはできずPK戦へ。最後は昨年1年生ながら選手権の舞台を経験している矢板中央GK藤井陽登(1)が6人目を見事セーブし、矢板中央が3回戦進出を決めた。
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