2021年1月5日、第99回全国高校サッカー選手権大会準々決勝「山梨学院(山梨県)対昌平(埼玉県)」の一戦がフクダ電子アリーナで行われた。
11大会ぶりの日本一を目指す山梨学院高校と、初のベスト4進出を目指す昌平高校の一戦はキックオフ直後に試合は動く。前半7分、野田武瑠 (10/インテリオールFC)のコーナーキックをファーの一瀬大寿 (3/ヴァンフォーレ甲府U)が中へ折り返すと久保壮輝 (20/FC GIUSTI世田谷)が頭で押し込み山梨学院が先制する。
1点を追う昌平は、鹿島入団内定の須藤直輝(10/大宮アルディージャJY)を中心に後半猛攻を仕掛けるが、山梨学院はGK熊倉匠(17/FC東京U-15深川)を中心にゴールを死守。試合開始直後の先制点を最後まで守り切り、1-0で昌平に勝利。見事、ベスト4進出を決めた。J内定4選手を擁して全国制覇に挑んだ昌平は、スペクタクルなサッカーを見せるもベスト4の壁を破れず、惜しくも準々決勝で姿を消した。
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