2020年9月26日、高円宮杯JFA第32回全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会神奈川県大会のBブロック3回戦、FACINATE JY対大豆戸FC Aの一戦が県立スポーツセンター人工芝グラウンドで行われた。
まさに激戦だった。
2-2で迎えた後半6分、FACINATE安藤悠斗(6)に逆転ゴールを決められた大豆戸FCは、この試合初めてリードを奪われる。
しかし、三上翔洋(16)、松田啓汰(22)を投入した大豆戸FCは、後半13分に先制ゴールの安部直斗がこの日2点目となるゴールで同点とすると、18分には途中投入の三上翔洋がゴールネットを揺らし、再びリードを奪う。
だがこのまま試合は終わらない。
後半22分、FACINATEの五藤琉唯(9)にミドルレンジから決められ大豆戸FCは再び同点に追いつかれる。
そして、シーソーゲームに終止符を打ったのは大豆戸FCだった。
PK戦も脳裏をよぎる後半26分、途中投入で一度は逆転となるゴールを決めている三上翔洋が、再びFACINATEを突き放す逆転ゴールを決め、試合を決めた。
終わってみれば6-5、大豆戸FCがFACINATEとの打ち合いを制し、見事ブロック準決勝進出を決めた。