2020年12月20日、令和2年東京都 地区新人選手権大会の第1地区準々決勝「修徳高校対南葛飾高校」の一戦がかえつ有明高校で行われた。
準々決勝から登場のシード修徳に南葛飾が挑む形となった試合だが、最初に決定機を迎えたのは南葛飾。前半5分、右サイドのコーナーキックをニアの選手がスルーした先で待っていたキャプテン樋口大画(10)が右足で強烈なシュートを放つ。しかしクロスバーに阻まれ先制にはならず。その後は、球際の強さと細かいパスワークで修徳が主導権を握っていく。
前半20分、修徳が短いパスを繋ぎ左サイドを崩すとクロスに走り込んだ西山遼海(7)が右足を伸ばし均衡を破る。その8分後、内田大貴(9)が追加点を決め修徳がリードを2点に広げ、後半13分には、前線でボールを奪った福田大翔(10)がエリア手前からキーパーの触れないゴール左隅にミドルシュートでゴールネットを揺らし試合を決定づけた。修徳がシードの貫禄を見せつけ準決勝進出を決めた。