2021年1月2日、第99回全国高校サッカー選手権大会2回戦「広島皆実(広島県)対青森山田(青森県)」の一戦が駒沢陸上競技場で行われた。
前回大会準優勝の青森山田は24年連続29回目の選手権。一方広島皆実は2年ぶり16回目の全国大会。
試合は立ち上がりから主導権を握ったのは青森山田だった。エース松木玖生(10)を中心に長短のパスを織り交ぜたテンポの早い攻撃で広島皆実ゴールに迫る。しかし、広島皆実はゴール前を強固に固め得点を許さず、前半をスコアレスで折り返す。
後半に入ると試合が動く。後半5分、宇野禅斗(6)が右サイドへ展開すると内田陽介(2)がワントラップで中央の松木へラストパス。松木は見事なワンタッチボールコントロールから左足でゴールに突き刺し、青森山田が先制する。すると直後の後半10分、安斎颯馬(7)が見事な個人技で右サイドを切り崩し自ら右足でゴール。青森山田がリードを2点に広げる。
2点ビハインドとなった広島皆実は選手交代で流れを変えようと試みるが青森山田の守備陣を崩す事が出来ず、試合は2-0でタイムアップ。青森山田が広島皆実を敗り3回戦進出を決めた。
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