2020年12月13日、高円宮杯 JFA 第32回全日本U-15サッカー選手権大会の2回戦「FC多摩ジュニアユース(関東6/東京都)対清水エスパルスジュニアユース(東海2/静岡県)」の一戦がコーエィ前橋フットボールセンターで行われた。
試合は1回戦でPK戦を制し勢いに乗っているFC多摩が序盤から攻勢をかけるかたちで始まった。DF鹿子島尚人(3)のゴールで先制すると、一度は清水キャプテン星戸成(10)に同点弾を許すも、すぐさまFW貴田遼河(10)が追加点を決め突き放す。
FC多摩1点リードで折り返すと、後半開始から一気に試合を決める。後半開始直後の42分、レフティーDF吉田幸慎(5)がルーズボールに反応し得意の左で今大会初得点を記録すると、49分には再び貴田遼河(10)、56分には李京樹(56)と立て続けにFC多摩が追加点を重ね4点リードとする。その後は69分に清水MF仲野丈翔(11)にゴールを許すが、大量リードにより危なげなくタイムアップを迎え、準々決勝進出を決めた。