2020年11月15日、高円宮杯 JFA 第32回全日本U-15サッカー選手権大会関東大会のCブロック決勝、「東京武蔵野シティFC(関東2部)対東急SレイエスFC(関東2部)」の一戦が栃木SC宇都宮フィールドで行われた。
お互い一歩も引かない激しい展開となったこの試合、均衡が破れたのが後半8分。途中出場の八木田愛琉(23)のクロスを元木湊大(3)が頭で決めレイエスが先制する。
このまま試合は進みタイムアップが視野に入った後半36分、試合は再び動く。武蔵野シティは道下隼(18)を投入するとその直後、山崎湘太(11)のクロスをその道下が頭で決めて武蔵野シティが土壇場で同点に追いつく。
決着は延長戦へ持ち込まれると、延長前半終了間際、左サイドに流れたボールを山脇幹大(9)が拾いペナルティエリア内に持ち込み、そのまま右足で決めてレイエスが再びリードを奪う。
この山脇のゴールが決勝点となり、東急SレイエスFCが東京武蔵野シティFCとの激戦を制し、初の高円宮全国大会の出場権を手にした。